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少年サッカーは9割親で決まる コーチング&子育て
スポーツライター、島沢優子さんの著書です。
監修はあの池上正氏です。
コーチング&子育てを学ぶということで、こういう場合どうすればというよくある疑問が出ています。池上正氏というと、「怒鳴るな」かも知れません。その奥底はというと分かりませんが、少なくともいい人でいましょうというのではありません。
現代のサッカー選手は試合中は運動と同時に考えるスピードも要求されます。書いてしまうと当たり前のことです。ただ、そうすると指導者は11人の思考を同時に理解して的確に支持を出しているのでしょうか。その結果怒鳴るのでしょうか。それは無理というもので、選手は別のことを考えていたのかもしれません。
著者は海外留学経験者です。教育は英語で引き出すという意味があるといいます。親、指導者は子供よりも知っていますが、子供の思考が全部見えているわけでもなく、アイディアが豊富かどうかは分かりません。現在の常識が未来の常識かどうかは不明です。
そういった中でどう育てていけばいいのか指針を与える本です。テクニック集に比べると地味ですが、与える影響は大きいでしょう。
少年サッカーとなっていますが、子育て本でもあります。
⇒ 少年サッカーは9割親で決まる
情熱を貫く 亡き父との、不屈のサッカー人生 大久保嘉人、初の自伝
浮き沈みという言葉が合いそうなサッカー人生です。
今回サッカー日本代表に選出された大久保嘉人選手の自伝です。
サッカーに賭けてみろと父親は嘉人さんに言いました。
実は父が息子に夢を賭けていたようです。
お父さん子として育った大久保嘉人選手
悪童のイメージが強いのですが感性は鋭いのはインタビューから分かります。
世間から、そして親からはサッカーを辞めろと言われたときのこと
普通なら良くて自己との対話になるのですが、ここで親も周りから言われているのだろうという勘が働きます。自分のことで精一杯になりそうな場面ですが、そこまで感じ取れる感性があります。
国見では監督が天性のものと見抜いていましたが、その後プロに入ってからの浮き沈みの激しさは周知の通りです。
南アフリカ大会に出場しています。
今回は父親が導いたサッカーというフィールドで再度答えを出すという意味合いがあります。
Jリーグでの活躍が日本代表への扉を開くのか。
いくら活躍しても絶望的と思えるほど召集されませんでした。
今回、ひたすら記録を重ね遂につかみ取ったブラジルへの切符です。
父と息子のストーリー
⇒ 情熱を貫く 亡き父との、不屈のサッカー人生
大久保嘉人のサッカー攻撃テクニックバイブル DVD突破技&決め技スペシャル (DVD付)
万能型プレーヤー、大久保選手!
ザックジャパンのサプライズは大久保選手とされています。
サッカー日本代表ではFW登録ですが、国内直前合宿ではトップ下に入りました。
FWからMFまで幅広くこなす万能型プレーヤーとの評価も頷けます。
テクニシャンという見方はされていないのですが「テクニックバイブル」とあるようにしっかりした技術がある大久保選手です。
今回のワールドカップ選出はテクニックは当たり前のものであり、ゴールへの嗅覚というものや経験も重視されています。
ミドルシュート、ディフェンス術、メンタル力まで入ったボリュームのあるバイブルです。
⇒ 大久保嘉人のサッカー攻撃テクニックバイブル DVD突破技&決め技スペシャル (DVD付)
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