少年サッカーは9割親で決まる コーチング&子育て
スポーツライター、島沢優子さんの著書です。
監修はあの池上正氏です。
コーチング&子育てを学ぶということで、こういう場合どうすればというよくある疑問が出ています。池上正氏というと、「怒鳴るな」かも知れません。その奥底はというと分かりませんが、少なくともいい人でいましょうというのではありません。
現代のサッカー選手は試合中は運動と同時に考えるスピードも要求されます。書いてしまうと当たり前のことです。ただ、そうすると指導者は11人の思考を同時に理解して的確に支持を出しているのでしょうか。その結果怒鳴るのでしょうか。それは無理というもので、選手は別のことを考えていたのかもしれません。
著者は海外留学経験者です。教育は英語で引き出すという意味があるといいます。親、指導者は子供よりも知っていますが、子供の思考が全部見えているわけでもなく、アイディアが豊富かどうかは分かりません。現在の常識が未来の常識かどうかは不明です。
そういった中でどう育てていけばいいのか指針を与える本です。テクニック集に比べると地味ですが、与える影響は大きいでしょう。
少年サッカーとなっていますが、子育て本でもあります。
⇒ 少年サッカーは9割親で決まる